織りと染めに刺繍や金彩工芸が入り
贅を尽くした花嫁衣裳を輝かせる

花嫁の幸せを願う「伝統色」と「吉祥柄」が溢れ出す婚礼衣裳の種類には
先染めの色糸を織り上げる「織り」と、白生地から染め上げる「染め」があり
刺繍や金彩工芸、貝螺鈿など、熟練の職人による手仕事が輝きを添える。

 

本手描友禅

京都で培われた手描き友禅の技術に、金箔や貝螺鈿、漆塗など様々な工芸手法を取り入れた、友禅作家・秋山章による独創の手法。…

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唐織

唐織とは、もともとは中国(唐)から渡来した装飾性の高い美術織物の総称。現在は、ベースとなる綾織地の上に金糸・銀糸や多彩な色糸…

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金彩工芸

金彩工芸は中国(唐)を経て日本に伝わった。歴史的には平安時代中期から桃山時代の能装束や古代衣裳には既に金彩加工を施したもの…

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相良刺繍

相良刺繍とは、生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、これを連ねて模様を描き出していく技法。別名を玉縫いとも呼ばれ、制作…

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川島織物

着物を好む方々にとって憧れの「川島織物」。川島織物は、初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来170年以上の歴史をもつ織物メーカー…

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御祓乃無垢

何にもまだ染まっていない白生地=無垢から職人が祈りを込めて手づくり。世界文化遺産・賀茂別雷神社(上賀茂神社)で、着用する花…

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貝螺鈿

貝を用いて帯や漆器に装飾する技法の総称。貝の内側にある真珠質の部分を切り出し、ごく薄くなるまで削って使用する。帯に用いる…

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錦織

さまざまな色糸や金銀糸を用いて華麗な文様を織り出す紋織物の総称。最もよく知られるものは京都の西陣織。あらかじめ必要な色に染…

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佐賀錦

金銀の箔を和紙に貼って細かく切ったものを縦糸に、色鮮やかな絹糸を横糸として織り出す。肥前国鹿島藩の藩主夫人が和紙でよく手遊び…

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金駒・銀駒刺繍

刺繍針に通せない太い金糸・銀糸を駒(こま、糸巻き)に巻きつけ、下絵に沿って転がして紋様をつくり出す技法。紋様となる糸を綴…

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龍村美術織物

創業120年の歴史をもつ織物界のブランドで「美術織物」というジャンルを確立。古代織物の研究と復元を行うことで得た知識と技術で…

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西陣織

室町時代、京都が舞台となった「応仁の乱」の後、この地に職人たちが集まって織物を始めたことが起源。平安以前に日本に伝わっ…

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