18.02.14
花嫁の母は準主役!お母様の衣裳選び3つのセオリー
結婚式は、新郎新婦の母親にとっても特別な晴れがましい日であることを忘れずに。
主役のふたりに代わって挨拶やおもてなしをサポートする役目もたくさん、ゲストからの注目度も高いもの。
お母様にとっても大切な場で自信をもって振る舞ってもらうためには、間違いのない衣裳選びが大切。
そのポイントは、娘である花嫁さんも覚えておきましょう。
セオリー1.
まず両家の装いの格はそろえる
装いにはTPOに応じたドレスコードやマナーがあります。
結婚式では両家で話し合って格をそろえることが大切。
家族で並んだときの自然さ、大事な方々をもてなす気持ちがきちんと伝わる装いを選びましょう。
一般的には男性(父親)はモーニング、または和の正装で紋付羽織袴にするのも素敵。
女性(母親)の場合は黒留袖か、ドレスは肌の露出の少ないフォーマルなものを。
セオリー2.
自信をもって出られる良い衣裳を
格を揃えるということでいうなら、お母さんが着る黒留袖は、娘(新婦)のお色直しドレスのレンタル料と同じくらいの値段のものを選ぶのがおすすめ。
結婚式は母親にも注目が集まることが多く、美しく幸せそうな母親を新婦の将来の姿と重ね合わせて微笑ましく思うゲストもいるはず。
お母さんが堂々と自信をもって振る舞えることは、主役の新郎新婦の姿をより一層引き立てることになります。
セオリー3.
娘の幸せを願う文様にもこだわって
黒留袖を選ぶ際に気をつけたいのは、柄の入っている位置。
鏡の前の立ち姿が華やかでも、模様が高い位置で腿の辺りに集中しているものは、記念撮影で座った時に膝下に柄が少なく寂しい印象に。素敵な思い出を写真に残すためにも、チェックしておきたいポイントです。
また、慶事にふさわしい、新郎新婦を大切に思う気持ちを装いに表すこと。
古来、日本人は幸せへの願いを晴れの日の着物や帯の文様に託してきました。日本の伝統文化に育まれた装いの意味を考えながら衣裳選びに臨む、それはお母さんにとってもきっと楽しい時間のはずです。
お父さんもぜひ和の礼装で!
結婚式などあらたまった席で父親の装いというと昼ならモーニングが定番ですが、新郎新婦が和装の場合は、お父さんもぜひ紋付羽織袴で。
日本男児なら間違いなく似合いますし年齢経験を重ねた方の場合は落ち着いて素敵。
新郎新婦、両家の両親の6人が和装で並んだ姿は圧巻で、ゲストから「かっこいい!」の声が上がるはずです。
お母様の衣裳選びの為に
~花嫁になる娘の4つの心得~

1.両家の格をそろえる
両家の装いがちぐはぐだと当日気まずいもの。彼とも話し合いながらお互いの両親にきちんと相談しておくこと。
2.お母さんを褒めよう
「よく似合うよ」と褒められれば、母親だって気持ち良く選べます。「どれでもいい」というような投げやりな態度はNG!
3.彼のお母さんも誘おう
衣裳選びを、彼のお母さんも一緒に。いろいろ話す機会が増えて仲良くなれるチャンス。男の子しかいない場合は特に、娘ができたようと喜んでくれるはず。
4.忘れないで、お母さんは準主役
結婚式当日、母親が注目を集めるシーンは想像以上に多いもの。本当は着てみたい衣裳があるのに予算や体裁で遠慮している場合には、お母さんが好きなものを選べるように声をかけてあげましょう。